ラタン製品の生産再開について

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 9月21日から延べ1ヶ月のあいだ行われていたヤンゴン管区のロックダウンですが、11月8日に行われた5年に一度の総選挙を前に国から10月21日以降の再延長の指示はなく事実上終了しました。同時期に行われた米大統領選挙で注目された郵便投票のようなシステムのないミャンマー。感染拡大を防ぐため高齢者を対象に期日前投票が実施されたものの、それ以外の有権者には投票日に投票所に足を運んでもらう必要があり、背に腹は代えられなかったというのが実情のようです。
 とはいえ通常の経済活動に戻ったわけではなく、ミャンマー保健・スポーツ省から域内にある工場の操業再開について新たな通達があり、感染拡大防止のため一定の環境が整えられた作業現場においてソーシャルディスタンスを確保できる人数に限って活動できる方針が示され、私たちの工場もそれに従って通常より少ない人数で徐々に生産を再開しています。
 まだ現地の正確な状況を把握するに至っていませんが、現時点ではこれまで製作に概ね90日程度要していたものが今後はさらに60日程度余計にかかる見通しです。生産現場ではこうした状況に対応する作業を進めており、徐々に通常の納期に近いところまで戻る可能性はありますが、いまだヤンゴンでの感染拡大が収まっておらず楽観視できない状況です。
 ラタンスタイルの商品の入荷時期はまだ決まっておりませんが、完全に止まっていた状況からは脱して少しづつではありますが生産を始めています。入荷までいましばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。