インドシナチェストはラタンの芯材でフレームを軸組みし、トップとボトム、内蔵トレイのボトムの部分に補強用の合板を用いることを除き、すべてラタンの表皮をテープ状に加工した材料を面状に編み上げて製作されています。そのためサイズ感のわりに軽量に仕上がるのが特徴です。
丁番で開閉する上蓋にはベルト状の牛革のストッパーがついており、内部には着脱可能なトレイが内蔵されています。今回は高さが30cmでの製作ということもあり、内蔵トレイの下の有効スペースは約10cm程度と収納力は限られたものになってしまいましたが、日常的に使用する内蔵トレイ上の収納スペースを優先しました。もし収納量が必要になった場合は内蔵トレイを取り外して使用することも可能です。
インドシナチェストはデザインが完成されており、サイズの自由度も高いのであらゆる用途に使うことができます。チェスト、サイドテーブル、センターテーブル、ベッドエンドチェストなど、機能的でありながら現代的な空間において天然素材ならではの特異な存在感を放ちます。
インドシナチェスト/Indochina Chest – RATTAN STYLE